経済性・安全性・耐久性
従来のPTC面状発熱体にみられなかった1000倍のPTC特性から、通電初期による発熱性能が極めて高く、短時間に昇温し、以後一定温度を保ちます。
温度変化への対応が自動的に行われるため、電力消費も自己制御され、初期投入電力の1/3~1/5で安定して運転されます。この高効率省エネ効果により、月々の電気代を大幅にカットします。
(例:パセロの場合)
(例:パセロの場合)
床暖房ヒーター自体が、自己温度制御機能を備えているので、高い安全性を確保し、こもり熱対策も万全です。また、コントローラーはデューティサイクル(通電時間)温度制御採用しているため、二重の安心をお約束します。
温度が上昇すると、ヒーター自体が温度制御をします。
例えば図の①②のような場合、PTC特性によりその部分だけ電流を少なくし、温度制御します。
低温やけどの心配がほぼありません。
無駄に電気を消費しません。
ヒーター耐久試験は、1993年実験開始以来10万時間を越えて連続・断続による加速度テストを現在も継続中です。性能に変化は見られません。(10万時間とは、連続で12年、1日8時間、1シーズン5ヶ月使用として83年に相当します)
写真は、「パセロ(旧式)」の上に掛け布団を敷いて、1日24時間の耐久試験を行っているものです。布団を敷いて、わざとこもり熱を発生させても温度が65度以上上昇しませんから、フィルムがこげるようなこもり熱は発生しません。
1993年以来、延べ12年間10万時間の耐久試験にもまったくフィルムが焦げ付くことなく、現在も実験は継続中です。
言うまでもなく、旧式のパセロは現在の性能よりかなり劣っています。