壁や天井が自然の空気清浄機
壁と天井をクロスで覆われていたリビングは、冬の時期には毎朝タオル三本分にもなる程の結露に悩まされていました。珪藻土にしてからは全く結露が出ず、冬でも部屋干しした洗濯物が日中だけで乾いてしまう程で、珪藻土の吸湿効果に驚いています。また、フローリングも桐にしてからは冬でも裸足で生活できるほど暖かくて柔らかいので子供が一番喜んでいます。
日経新聞「NIKKEIプラス1」特集記事「快住快居」より (千葉県 S様)
現代病とも言われるアレルギーに関して、とても重要な要素が食べ物と空気です。 食べ物は自然食品などがたくさん市場に出ていますが、空気に関しては自然素材を利用してアレルギーの根本原因を取り除き、アレルゲンを無くすという考え方 は残念ながらまだまだ少ないのが現状です。
湿度コントロールが出来れば、カビが発生しにくくなりダニも発生しにくい。また、VOCを吸着させ、花粉・ほこりも吸着できたらと考えたとき、壁や天井が 自然の空気洗浄機になればということで「珪藻土建材・メルシーシリーズ」は誕生しました。
自然素材の『メルシー・シリーズ』は、素材に徹底的にこだわって開発された、人と地球にやさしい健康建材です。より多くの皆様にご利用いただくためにコス トパフォーマンスにも力を注いできました。 鮫島均のこだわりハイブリッド珪藻土「メルシー・シリーズ」を是非一度お試し下さい。
ハイブリッド珪藻土の機能とお施主様の声(ビデオ)
カビの発生を防ぐハイブリッド珪藻土『メルシー・シリーズ』
日本建築において古くから馴染みのある塗り壁、先人達が日本の気候風土を考えて作りだしました。
気密性がよくなり結露やカビ等の問題で、健康志向のますます高まる現代においてもその効果が改めてクローズアップされています。
ひとくちに塗り壁材と言っても、珪藻土・しっくい・ほたて貝・火山灰等いろいろな塗り壁材が出ています。 それぞれに長所があり、欠点があります。
弊社ハイブリッド珪藻土は調湿性にとても優れていて、匂いの吸着にも優れ、静電気がないので汚れません。 しっくいはアルカリ性で表面強度が優れていますが、調湿性がほとんどありません。 ほたて貝・火山灰等は吸着性は優れていますが、調湿性が劣ります。 どれもこれも一長一短があります。
昔はどうだったのかというと、土壁の調湿性を利用してその土壁の上にしっくいを塗ることによって 表面強度を強くし、アルカリ性にすることでカビの発生を防いでいました。
それぞれの持っている長所を合わせる事で短所を補うとより素晴らしい塗り壁材となりました。
珪藻土+しっくい+(ほたて貝・火山灰)=最強の塗り壁材
では、どれを組み合わせれば最強の塗り壁材が出来るのでしょうか? 調湿性については、珪藻土が断トツに優れています。 吸着性は、ほたて貝・火山灰がどちらも優れています。
表面の強度とアルカリ性はしっくいが優れています。
こららを組み合わせる事によって、それぞれの長所が合わさる事で最強の塗り壁材が誕生します。
珪藻土の調湿性としっくいの表面強度とアルカリ性を加え、ほたて貝の吸着性を合わせてカビの発生を防ぐ塗り壁材が誕生しました。 これがカビの発生を防ぐハイブリッド珪藻土「メルシー・シリーズ」です。
珪藻土だけでは昔の土壁と同じで中性なのでカビがとても生えやすい塗り壁となります。またしっくいだけでは、調湿性能がほとんどないので湿度コントロールや匂いの吸着性能がとても劣ります。ほたて貝・火山灰だけでは調湿性が劣り、カビが生えやすい塗り壁材となります。 この三つを組み合わせる事がとても重要になります。
昔の工法も、土壁を塗って調湿性を持たせ、その上に土壁の調湿性の邪魔をしないしっくいを塗って表面を強度を上げて 表面を強度を上げ、アルカリ性にする事によってカビの発生を防いでいました。
現在の工法だと土壁を塗らないので、しっくいだけを塗っても土壁がなければ調湿性は期待出来ません。
珪藻土は土壁と同等の調湿性を持っているので、珪藻土としっくいを組み合わせる事で昔の土壁の上にしっくいを塗ったと同じ効果を得る事が出来ます。
さらに最近は家具等からVOC(化学物質)が出るので吸着性を高めたいものです。 珪藻土だけでなく、しっくいだけでもなく、(ほたて貝・火山灰)を合わせる事で最強の塗り壁となります。
吸放湿量比較 |
吸放湿機能比較 |
珪藻土含有率&有機系固化剤使用量 |
理想の吸放湿料を実現したメルシーシリーズ
弊社のハイブリッド珪藻土「メルシー・シリーズ」は、主成分である珪藻土が60%以上を占めていて、 空気中の湿気の吸収と放出を行う 「吸放湿量」も約200g/m2と一般のお部屋であれば一番快適に過ごせる吸放湿量となっています。
吸放湿量が、150g/m2以下だとアルカリ性でもカビやすくなり、また吸放湿量が250g/m2以上だと 過乾燥しやすくなるので、吸放湿量は150g/m2~250g/m2が一番最適となります。
また、副成分であるしっくい(消石灰)が空気中の炭酸ガスと反応して年々表面を固くし、アルカリ性なのでカビの発生も防止します。
弊社のハイブリッド珪藻土「メルシー・シリーズ」は、
「吸放湿機能」「表面の強さ」「カビの抑制」「1m2あたりの材料使用量の多さ」
メンテナンスがほとんどなく、ビニールクロスと違い静電気がないので汚れがくっ付きません。
また、もし傷がついても簡単に補修出来ますし、お醤油やコーヒーをこぼしても 霧吹きで水をかけるだけでシミが消えます。
1m2あたりの材料使用量
「スマホ」で、表の右側が切れている場合は横向きでご覧ください。
製品名 | 袋の重さ (kg) |
施工面積 (m2) |
1m2あたりの 材料使用量(kg) |
---|---|---|---|
スーパーメルシー | 15.5 | 7.0 | 2.2 |
メルシーライト | 13.5 | 8.0 | 1.7 |
塗り壁A | 8.0 | 6.6 | 1.2 |
塗り壁B | 3.6 | 3.3 | 1.1 |
塗り壁C | 20.0 | 20.0 | 1.0 |
塗り壁D | 10.0 | 10.0 | 1.0 |
さまざまな実証実験に基づいて開発されたカビの発生しない珪藻土
実験内容
アクリルBOX内にお湯を入れて、結露が発生した環境の中に成分や吸放湿量の異なる3つのサンプルを置いてカビの発生に違いがあるか実験しました。
結果と結論
(1)吸放湿量が、150g~250g/m2
(2)アルカリ性
(3)1m2あたりの材料使用量1.5kg以上
どれがかけてもカビやすくなるので、この3つの条件が揃った塗り壁を選びましょう。
吸放湿機能(150g/m2~250g/m2推奨)が高く、カビが発生しにくいアルカリ性の塗り壁材がお勧めです。 吸放湿量が高い方が機能はありますが、250g/m2以上になるとお部屋が過乾燥になりやすくなり、のどが渇いたりしやすくなるので、適切な吸放湿量150g~250g/㎡をお勧めします。
また1m2あたりの材料使用量は多い方がいいのですが、アルカリ性でも吸放湿機能が低いものでは厚く塗ってもカビが生えるので、吸放湿量が高く、アルカリ性で、1m2あたり材料量使用量が 1.5kg以上の3つの要素が適合する製品を選びましょう。
お部屋の空気のきれいさの効果実験
ハイブリッド珪藻土「メルシー・シリーズ」を施工した空間の空気のきれいさの効果を実験しました。
食パン・大福・生卵・牛肉をそのままハイブリッド珪藻土の空間に放置しました。
通常であれば、カビが生えてきたり、腐ったりしてもいいはずですが・・・
まったくカビも生えず、腐りもせず、もう3年半経ちますがご覧の通りです。
ハイブリッド珪藻土「メルシー・シリーズ」の空間の空気がいかにきれいかがご理解頂けたと思います。
空気中にはカビ菌等もいるとは思いますが、珪藻土の微細な孔がこのような悪い菌を吸着し、
そして珪藻土の吸放湿機能で室内の湿度を整えるのでカビにくく、腐りにくい環境を作りだしました。
ハイブリッド珪藻土のBOXとビニールクロスのBOXを作り、その中に 牛乳、ロールパン、シュークリーム、ウインナーを入れっぱなしにして放置しました。 ハイブリッド珪藻土のBOXのロールパン、シュークリーム、ウインナーは今でも食べれそうですが、 ビニールクロスのBOXは、カビが生えてパンはカビに覆われてしまいました。 湿度が安定すると、鮮度が保持されやすくなるので入れた時の状態ほ保ちます。 湿度が不安定だとパンもこの後乾燥してしまい、しわくちゃになりました。 これを人に例えたら、ハイブリッド珪藻土のお部屋で生活すれば、 お肌の鮮度は保たれてつやつやですが、ビニールクロスの方は乾燥してカサカサになり易くなります。
【実例:快適な空間で健やかに暮らす】
「綺麗な空気の空間で生活したい」と願うご家族の場合
リフォームを検討する中で、ハイブリッド珪藻土に出会ったKさんご家族。
ショールームでの「体感」が大きかったと語ってくれました。「ハイブリッド珪藻土は調湿やにおいを吸着する機能が高く、空気の綺麗な空間になると教えてもらってその場で調湿機能や食べ物の実験を見せてもらいました。
ハイブリッド珪藻土が施工されているショールームは、空気がとても澄んでいましたね。実際に体感できたことで安心して採用することができました。」と語っていただきました。
さらにリフォーム後は、
「冬場は結露が無くなり、夏場はエアコンを使用しなくても蒸し暑さを感じなくなりました。ハイブリッド珪藻土が1年を通して快適な湿度を保っていることを実感します。我が家は女性が多く、お肌の調子がいいのもうれしいですね。」
と、ハイブリッド珪藻土の恩恵を身をもって感じていると語っていただきました。
ドイツに暮らす人の場合
国際結婚をしてドイツで生活するB夫人。ハイブリッド珪藻土の施工を考えたのは日本に帰省していた時とのこと。
以下はドイツ在住Bさんの体験談です。
「それまでひどかった喘息が、日本の友人宅を訪れた際に症状が軽減された気がしました。その時に教えてもらったのがハイブリッド珪藻土でした。これはもしかして珪藻土しっくいのお陰なのかなと半信半疑でしたが、 ドイツに戻り生活を始めたら、ぜんそくが発生しました。 日本の友人にお願いして私を救うと思ってハイブリッド珪藻土を塗りに来てとお願いしました。
日本のWEB上でドイツでは発がん性があるので珪藻土は使用禁止となっていると書かれているものがあったのでホントに使用禁止なのかと、 ドイツ連邦建設技術研究所・ドイツ連邦環境省・ドイツ大使館企業等にさんざん確認しましたが、建材・壁材として、珪藻土の使用を禁止しているドイツ連邦の法規は存在しませんでした。
まったくのデマと言う事が分かりましたが、建築部材の輸入規制が厳しいヨーロッパの中でも環境先進国のドイツでは税関チェックがとても厳しいのですが、ハイブリッド珪藻土の安全性が認められて無事に施工することができました。
施工してすぐに驚いたのが、以前は窓ガラスがぴしょぴしょになるくらいの結露が発生していましたが、 結露がまったく発生しなくなった事に驚きました。 そして今回一番期待していたぜんそくなんですが、お陰様でほとんどでなくなりました。
家にいると出ないのですが、職場に行くとたまにぜんそくが出ます。職場の空気の汚さを実感する毎日です。
綺麗な空気の空間で毎日快適に生活しています。 施工の際は日本の職人さんと一緒に塗らせてもらいました。 ドイツでは珪藻土は使用禁止なんてデマを流して使わなくしようとしているのはいい事ではありませんが、ここまで凄かったら他の製品にとっては脅威となると思いました。
こんなに凄いと実感したので、ドイツでこのハイブリッド珪藻土を広めたいと思っています。 」
施工の際は自分たちで珪藻土漆喰を塗ったというBさんご一家。
幼い娘さんと一緒に手形や名前を入れるなどして楽しく施工できたそうです。
Faber&Van der Ende B.V.(建築材料やペイントの原材料として珪藻土をUC各国へ販売している企業)
これだけでもまったく問題ないと普通は理解出来ますが、 WEB上で、『ドイツでは珪藻土は発がん性があるので使用禁止』となっていると 書いているそのドイツで弊社のハイブリッド珪藻土「メルシーライト」は 2012年12月ドイツ ハンブルグ オリバー様邸で施工されました。
カビの発生に困っていた人の場合
ある日自宅の塗り壁にカビを発見したAさん。その後、どんどん増えるカビにリフォームを検討したそうです。
「最初にカビを発見したのは、施工から1年ほど経過した頃です。その後もカビは増え続け、3年経過した頃には壁一面がカビだらけでした。いろいろと調べていくうちに出会ったのが珪藻土漆喰です。その時に知ったのですが、以前使用した珪藻土は中性でカビが発生しやすいということでした。珪藻土漆喰に変えてから3年たちますが今ではカビの発生も全く無くなり、快適に暮らしています。」
弊社のハイブリッド珪藻土「メルシー・シリーズ」 は、リフォームしやすいことも魅力の一つです。
なんと、カビが発生した壁でも、下地処理をするだけで施工でできます。もちろん、防カビ処理をすればさらにその効果は高いものとなります。状況に応じた「防カビ」も承りますので、お気軽にご相談ください。
珪藻土の特長
調湿機能
湿度の高いときには余分な湿気を吸収し、乾燥時には湿気を放出することで、お部屋の温度を一定に保ち快適な室内空間を保ちます。
消臭・脱臭機能
ペットの臭い、タバコの臭い、家の中の生活臭や有害物質を吸着・脱臭し、クリーンな空気のある状態にします。
不燃材料
火災のときに有害ガスを出すことがありません。住宅での延焼被害を最低限に食い止めます。
多湿化・結露の抑制機能
シックハウスの原因のひとつである「カビの発生」「ダニの繁殖」を抑えて、室内を健康な状態にしてくれます。
断熱機能
無数の気孔が空気の層となり、外気温に影響されにくいので、夏は涼しく冬は暖かいという理想の室内環境が実現します。
吸音機能
超微細・超多孔構造により、表面吸音性に優れ、高い遮音性を発揮します。
「防火認定書」「安全データシート」「製品説明書」ダウンロード
■防火認定書のダウンロード:右クリックで「対象をファイルに保存」で、任意の場所に保存。 |
■安全データシートのダウンロード:右クリックで「対象をファイルに保存」で、任意の場所に保存。 |
■製品説明書のダウンロード:右クリックで「対象をファイルに保存」で、任意の場所に保存。 |
「メルシー・ライト」は、財団法人建材試験センターの発熱性試験に合格しています。 |
認定書:NM-1518(第06EL262号) |
受付番号: | 第06EL262号 |
商品名: | メルシーライト |
一般名称: | [仮]けい藻土系塗材塗/基材(不燃材料(金属板を除く)) |
試験項目: | 発熱性試験(不燃材料) |
試験結果概要: | 上記試験について以下の通り試験の実施を完了した。 |
1.発熱性試験(不燃材料) 20分間の総発熱量:2.8~3.9MJ/m2 最高発熱速度:6.3~8.9MJ/m2 防火上有害な貫通孔等:なし 判定:合格2.試験実施期間:平成18年9月11日 |